テレビで 今年は蝉の声をあまり聞かないと言っていた 解説者が 今年はあまりにも暑いので蝉が鳴かないのですと言っていた 蝉は夏の風物詩を飾る昆虫であるが あまりにも温度が高いなかないでじっとしているというのだ そういえば私は桜並木の緑道公園を通るのが日課になっているが 例年より蝉の声が少ないような気がする ところがある日突然雨が降り気温が少し下がった その時公園内を歩いていたのであるが 蝉が猛烈にうるさいほど鳴いていた なるほど蝉は じっと鳴き易い適温を待っていたのだと実感した
蝉に比べると 蚊が今年は元気なのではなかろうか? 緑道公園は樹木と水が多く 蚊がたくさんいる 夕方ここ通ると2,3か所蚊に食われる 今年はあまりにも多く食われるのでたまらず 虫よけスプレーなるものを買って腕などの露出したところにふりかけている でも 額などスプレーしてないところを刺された 私のいる部屋は防虫網の戸で仕切られている 蚊などは入ってこられないはずであるが  室内で蚊に食われた 戸を開け閉めするほんの短い間に入ってくるようである ということは それだけ蚊が多いということなのだろう マラリア デング熱などを媒介する蚊は熱帯性の蚊である 日本脳炎のアカイエ蚊はもともと熱帯性のものだったのかもしれない 元来 蚊は熱帯が好きで 暑いと元気がでるのではなかと思う
室内で蚊に食われるとき キンチョールなる殺虫剤を噴霧するのであるが どこに蚊がいるのか分からないので全体的に噴霧することになる 殺虫剤のな中で呼吸して健康に悪いのでは?と心配になる もっと効率的な方法はないものだろうか? 蚊が天井に止まることが多いことを思い出した 探すと クリーム色の天井の隅に蚊のようなシミを見つけた そっと近付い噴霧ると そのシミが落下してゆくのが見えた